- 2010-04-26 (月)
- 映画


★★★★
事件の対象を宇宙人に置き換えてしまうことでここまで面白おかしいエンターテイメントになってしまうということに気付いた時点でこの監督の勝利。
・ストーリーも仕掛もすべて古典的だが宇宙人と人間の立場が逆転している事で新鮮。
・人権問題や差別、民族対立といろいろ見いだせるけど、地球に降りた宇宙人が再び星へ還る「竹取物語」だとも言える。
・「未知との遭遇」から受け継がれる宇宙船を見上げる構図は、僕らにとってはア・バオア・クーっぽい。
・HALOを撮れなかったスタッフの怨念か、やたら銃撃戦。
・片手が異物化し特殊能力を得た男が軍とマスコミに追われたり、弾丸を静止したり、ビル街の引き絵で窓ガラス全壊とかある意味AKIRAの映像化。
・普段テレビで見ている事が映画で映像化される面白さ。前半「ニュース中継」から、後半「ゲーム」と化す。
ちなみに同監督による本作のリメイク元「alive in joburg」。こちらはさらに大友克洋風味。
それにしてもデイルイスの「NINE」、布人形の「9」そして「第9地区」と9ばっかりですねー。
全部バルト9でやればいいのに。