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Donnie Darko

ドニーダーコをDVDで鑑賞。
作品をよく知らなかったので軽い気持ちで観たらかなり面白かった。
難解だと言われているようですが、よくありがちな観客を騙すような撮り方でなく、この難解な脚本にしては極力わかりやすく撮られているようなところにも好感が持てる。カメラワークも遊んでておもしろい。続編やるそうですよ。

ドニーダーコ
2001年/リチャード・ケリー監督


以下ネタバレのため、これから観たいと思っている方は読まずにTSUTAYAへGOっす!

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いろんな解釈がされているようですが、個人的な解釈…
28日間となんたら…のリミットはジェットエンジンが時空を超えたパラドックスにより、ドニーが生きている世界とドニーが死んでいる世界が同時に存在している期間であり、時間が来たらにいずれかの世界へ収束しなければならない。(ジェットエンジンが落下する時以降は双方の世界が両立し得ないため)その間にドニーは生きていた場合の世界への影響を確認していく、つまり自分がいると皆に迷惑や災いをもたらしてしまうという事を確かめ最終的には自分が居ない未来を選んだかにみられる。

しかしそもそもそれはドニーに死ぬ未来を受け入れさせるためにあのウサギが誘導していっただけであり、はじめからドニーを犠牲として世界を救うために訪れた運命の使者だったとしたほうが腑に落ちる。ただし死に神的なキャラというよりは運命というか“世界の意思”を視覚化したような象徴として。むしろドニーが周りの人に災いをもたらす「死に神」だという隠喩でハロウィンパーティ時ドニーはガイコツ柄の服を着てた。おそらくウサギはアリスへのオマージュかと。アリスは時間を気にするウサギに導かれ地下へ墜ちパラドクスを彷徨うし。(ドニーは最期、老婆の家の地下室を目指す)
老婆への手紙が永遠に届かないというのもドニーが老婆に手紙を書くことができないと言うことだろう。

二つの反する状態が共存するメタファーとして大統領選を使うところとかもわかりやすくていいですね。
この世界はあらゆる可能性の世界の消失によってしか存在しえないということだろうが、パラレルワールドの記憶片がデジャブのように人々に垣間見えるラストがとても後味を良くしていたと思う。この監督凄い。

もう一回観たらもっとスッキリするような気がする。
一部飛ばしたところとか、あの太った中国人とか、彼女の親の話とかいろいろ細かいところの辻褄が気になるし。

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